こんにちは。安教室の藤原です。暑い日々が続きますが、皆様お元気でしょうか。安教室では7月27日に夏期講習を開始し、すでに4日目に突入!この暑さに負けない熱気のこもった授業を毎日実施しています!

 

中にはクラブでへとへとになりながらも塾に来て、必死に勉強している生徒もいます。野球部やサッカー部で真っ黒に日焼けした生徒もいます。練習が遠くの高校であり、遅刻しながらも急いでやってくる生徒もいます。そういった姿を見ていると、私自身の青春時代を思い出されます。当時バスケ部だった私は、灼熱の体育館で汗をダダ流しにしながら必死にリングとボールを追いかけていました。誰よりもうまくなりたくて、日が暮れてボールが見えなくなるまでシュート練習や3on3に熱中していた自分がいました。もちろんクラブだけではなく、塾で学習していた自分の姿もありました。そういえば、あまり学校課題ってやってなくて、毎年ギリギリになってとんでもなく苦労していたこともあります。他にも、塾でいつも見かけたあの子に声かけたはいいけど、緊張してぜんぜん話せなかったな…、花火大会に誘ったけど花火よりも先に散ったな…などという、若くてほろ苦い1ページもあります。。。

 

すでに20年前になるのに、この頃の記憶は鮮明に思い出されます。それも各学年ごとにはっきりと!それだけ毎日が充実していた、自身の血肉となり、今でも私の身体中に巡っている力の根幹なのだということです。恋愛の失敗もそうですよ。その全てに共通することは、全力で取り組んできたということ。やらなければよかった、などという後悔は決してそこにはありません。

 

やったからこそ後悔がある。かなわなかったからこそ悔しさは生まれる。悔しいからこそ次は叶えようとより一層の努力をする。

それが私の青春時代でした。

 

先の保護者面談で、とあるお母様に次のようにお話させて頂きました。

「努力をした後悔と努力しなかった後悔では、重さが違うと思っています。努力せずに言い訳をする子どもは、自分が成長したときにやっておけばよかったと後悔しますが、それは一生ぬぐいきれないものだと思います。志望校への合格・不合格は別にして、胸を張って必死に頑張った!と言える経験を積むことは、必ず今後の糧になります。泣くほどに努力をした生徒は、万が一失敗してもその口惜しさをバネにすることができます。逆に、目の前のことから逃げ出す生徒は、その後も言い訳したり、逃げ出したりすることになります。だからこそ、今、自分がやるべきこと、やらなければならないこと、できることに必死になってほしい、ならせたい、私はそれを教えたいのです。」

 

「強調、反復、連想」したものが記憶に残るのだと、私は考えています。子どもたちにとって、今年の夏が一生の記憶として残るように、「全力で取り組ませる」ことが私の仕事だと考えています。生涯の貴重な財産となるべき基盤を固めること、努力を惜しまない姿勢、笑ってごまかすこと無くとことん取り組む姿勢、それをこの夏に叩き込むのが、塾長である私の仕事だと考えています。

 

鬼と呼ばれてもいい。むしろそれを誇りに思います。

 

河浜塾安教室教室長 藤原 淳悟